翻訳規則 |
翻訳対象
The XML Apache Projectに関連するドキュメントを対象とします。StylebookやAnakiaでHTMLに変換されるドキュメントについては、元のXMLファイルを翻訳します。
元となるXMLが存在しないHTMLファイルについては、HTMLファイルを翻訳します。プレーンテキストファイルについては、プレーンテキストファイルを翻訳します。
Javadocの翻訳については、サブプロジェクト毎に翻訳する/しないを決めて行います。Javadocのドキュメントについては、元のJavaファイルを翻訳します。
サンプルファイルの翻訳については、サブプロジェクト毎に翻訳する/しないを決めて行います。
ツール
ファイルの種類を問わず、翻訳作業にはテキストエディタを使用して下さい。
エンコーディングと改行コード
翻訳原稿は、元ファイルのエンコーディングに依存して、以下の規則に従って下さい。改行コードはLFとしますが、CR+LFでも構いません。ただし、サンプルファイルについては、本規則の対象外とします。
| 元原稿 | 翻訳原稿 |
---|---|---|
1 | US-ASCII | Shift-JIS |
2 | ISO-8859-1 | Shift-JIS |
3 | UTF-8 | UTF-8 |
元原稿XMLファイル中のXML宣言が、
- <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
- <?xml version="1.0"?>
となっていても、実際にはUS-ASCIIである場合はUS-ASCIIと解釈して翻訳原稿のエンコーディングはShift-JISにします。翻訳原稿XMLファイル中のXML宣言は、
- Shift-JISの場合:<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
- UTF-8の場合:<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
とします。
HTMLファイルは、原文にcharsetが指定されている場合には、その行を削除しても構いません。
成果物となるHTMLファイルやプレーンテキストファイルのエンコーディングは、ISO-2022-JPに統一します。改行コードは特に規定しません。
翻訳ルール
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翻訳対象
翻訳対象となるドキュメントに含まれる、文書、コメント、HTMLタグ、XMLタグは、Javaコメントは全て翻訳成果物に残さなければなりません。著者の著作権表示については、必ず翻訳成果物にそのままの形式で反映させて下さい。 -
英文・和文併記
元の英文をコメントアウト(<!-- -->)し、そのコメントアウトされた英文の下に和文を記載します。コメントアウトする英文は、段落や見出しなど区切りの良い範囲で行って下さい。ただし、プレーンテキストファイルについては、コミッタがCVSリポジトリへ反映する際に英文を削除しても構いません。 -
文体
ですます調で統一して下さい。 -
文字
英数字、空白、記号類は半角文字を使用して下さい。
カタカナは、全角文字を使用して下さい。 -
句読点
和文中の句点は全角の「。」、読点は全角の「、」で統一します。
「.」や「,」は一切使用しないで下さい。英文中や数式中では、半角の「.」や「,」を使用してもかまいません。 -
カタカナ横文字における最後の「ー」
英単語の終わりがrかyで終わる文字でカタカナにした場合、3文字以上+「ー」であれば「ー」を削除します。ただし、拗促音文字(ァィゥェォッャュョヮ)は文字数にカウントしません。
- o:ユーザ x:ユーザー (3文字以上のため)
- o:サーバ x:サーバー (3文字以上のため)
- o:コンピュータ x:コンピューター (3文字以上のため)
- o:トランスレータ x:トランスレーター (3文字以上のため)
- o:キー (2文字以下のため)
- o:キュー (2文字以下のため)
- o:コピー (2文字以下のため)
- o:バッター (拗促音文字を抜くと2文字のため)
- o:コーヒー (英単語がeで終わるため)
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改行位置
HTMLファイルでは、改行は空白として取り扱われてしまいます。テキストエディタで作業を行う場合、右端で折り返す機能を使用し、できる限り文中に改行を含めないようにして下さい。やむを得ず改行を含めなければならない場合には、表示された際に文中に不適切な空白が混じらないように、以下の位置で改行を行って下さい。
- 「。」や「、」といった句読点の直後。
- 英数字や記号と、和文との区切り位置。
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対語訳
サブプロジェクト内で対語訳が決められている際には、対語訳で定義されている英単語を指定された日本語に翻訳しなければなりません。対語訳は、こちらを参照して下さい。
翻訳者のクレジット
翻訳者のクレジットは、翻訳したドキュメントの最後(コピーライトがある場合には、その直前)に以下のように記入します。
本ドキュメントは、日本Apache XMLプロジェクト({翻訳者名})により翻訳されました。
翻訳に対するコメントは、メーリングリストに送って下さい。
{翻訳者名}は、翻訳作業者の氏名を記述します。XMLドキュメントの場合、翻訳者名のみを翻訳作業者がXMLドキュメントに記載します。その他のクレジット文については、スタイルシートに記載しておきます。
<translator>{翻訳者名}</translator>
HTMLドキュメントやプレーンテキストファイルの場合、上記クレジットを翻訳作業者がHTMLドキュメントに記載します。
Javaソースの場合、翻訳者名のみを翻訳作業者がカスタムタグ@translatorをJavaソースのクラス・ドキュメンテーション内に記載します。
@translator {翻訳者名}