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GVT (グラフィック ベクトル ツールキット) は、複雑な2DグラフィックスをJavaオブジェクトのツリー形で表現する、オブジェクト指向のフレームワークです。GVTはBatikでSVGイメージをレンダリングする方法を示すのに用いられています。
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SVG DOM (ドキュメント オブジェクト モデル) は、プログラミング言語がSVGドキュメントをインタラクトするために用いるAPIを定義します。異なる言語間にはDOM APIの異なる「バインディング」が存在します。たとえば、イベントのリアクションとして、SVGドキュメントにアクセスしたり変更を加えたりするようなSVGスクリプトを可能にする、ECMAScriptバインディングがあります。Javaプログラムが動的にSVGドキュメントにインタラクトできるようなJavaテクノロジー バインディングも存在します。JavaバインディングおよびECMA Scriptバインディングは、いずれもBatikで利用可能です。
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SVGジェネレータは、JavaアプリケーションがSVGコンテンツを、特別なSVGの知識が無くても作成することが出来るような、Batikのモジュールです。Javaのグラフィックスを実現するアプリケーションは、Graphics2Dクラスで肉付けされたAPIを使って、全てのレンダリング命令を行います。それらにおいては、同じコードでも、このAPIとは異なる実装を使って、スクリーンやプリンタなど様々な出力にレンダリングします。このSVGジェネレータは、そのAPIのひとつの実装であり、スクリーンやプリンタに描画する代わりに、SVGコンテンツを生成します。印刷やスクリーンへの描画と同じAPIを実装しているため、スクリーン レンダリングや印刷を行うコードが、SVGコンテンツの生成を行うジェネレータにも利用することが出来ます。このモジュールを使用する方法の例としては、このリンクを見てください。
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SVG パーサ モジュールには、SVG固有の属性、たとえばパス データや変換あるいはカラーの値を、java.awt.geom.GeneralPath, java.awt.geom.AffineTransform, java.awt.ColorといったJavaオブジェクトにコンバートするための、SVGに固有の「マイクロパーサ」が含まれています。
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