Axisシステム統合ガイド

目次

はじめに
プラグイン可能なAPI
  システム管理
  ロギング/トレーシング
  設定
  ハンドラ
  国際化
  パフォーマンス監視
  エンコーディング

はじめに

本ガイドの主な目的は、例えば、TomcatやWebSphereといった既存のWEBアプリケーションサーバへどのようにAXISを統合させるかを紹介することです。AXISには、このような統合に必要な多くのプラグイン可能なAPIがあります。

アーキテクチャガイドには、読者に有用な基礎情報があるかもしれません。

プラグイン可能なAPI

以下は、AXISをWEBアプリケーションサーバへ統合するためにプラグイン可能なポイントです。

システム管理

AXISを管理するためにどのようなポイントが必要でしょうか?

ロギング/トレーシング

AXISのロギングとトレーシングは、Jakarta Commonsプロジェクトや、Jakarta Commons Logging (JCL) SPIのロギングコンポーネントをベースとしています。JCLは、Log4JAvalon LogKitJDK 1.4を含む、他のロギングツールにおける弱いラッパを用いたLogインタフェースを提供しています。インタフェースは、Log4JやLogKitへ厳密にマップします。

正当化/原理的説明

プラグイン可能なロギング/トレース機能により、AXISは、ホストWEBアプリケーションサーバのロギング機能へロギング/トレースメッセージを伝えることができます。設定/制御の1つのポイントを持つ中心となるロギング機能は、WEBアプリケーションサーバへ統合される多数の各ミドルウェアコンポーネントに対する異なるロギングメカニズムよりも優れています。

統合

他のロガーに統合するために最低限必要なことは、org.apache.commons.logging.Logインタフェースの実装を提供することです。さらに、org.apache.commons.logging.LogFactoryインタフェースの実装は、ロガーへの接続や統合させるための特別な要求があった場合に提供されます。

メカニズム

ロガーの設定

設定

既存の設定システムへAXISをどのように適合させるか?

ハンドラ

システムインテグレータは、どのような新しいハンドラを実装したいのか?

国際化

国際化のプラグポイントは、フレームワークではないが、AXISでは単に文字列のプロパティファイルが使用されています。
 

パフォーマンス監視

どのようにすればAXISのパフォーマンスを監視できるでしょうか?

エンコーディング

どのようにすれば、システムインテグレータは、SOAP 1.2や最適化されたXMLベースのエンコーディングなど、その他のエンコーディングメカニズムにプラグインできるでしょうか?

本ドキュメントは、日本Apache XMLプロジェクト(石神覚司)により翻訳されました。
翻訳に対するコメントは、jaxmldev@xml.gr.jpに送って下さい。