Axisシステム統合ガイド

1.0バージョン


  Logging/Tracing
  Configuration
  Handlers
  Internationalization
  Performance Monitoring
  Encoding
  WSDL Parser and Code Generator Framework --> 目次

はじめに
プラグイン可能なAPI
  コンポーネント
  ロギング/トレーシング
  設定
  ハンドラ
  国際化
  パフォーマンス監視
  エンコーディング
  WSDLパーサ、および、コードジェネレータフレームワーク Parser and Code Generator Framework

はじめに

本ガイドの主な目的は、例えば、TomcatやWebSphereといった既存のWEBアプリケーションサーバへどのようにAXISを統合させるかを紹介することです。AXISには、このような統合に必要な多くのプラグイン可能なAPIがあります。

アーキテクチャガイドには、読者に有用な基礎情報があるかもしれません。

プラグイン可能なAPI

以下は、AXISをWEBアプリケーションサーバへ統合するためにプラグイン可能なポイントです。最初のサブセクションでは、一般的な多くのプラグイン可能なコンポーネントを説明しています。その他の詳細は、残りのサブセクション中のその他のコンポーネントで説明されています。

コンポーネント

本セクションでは、概してどのようにして種々のコンポーネントの特殊化をAXISへプラグインするかを説明しています。

一般的な戦略

プラグイン可能なコンポーネントのデフォルトの振る舞いをオーバライド:

Example 1

To override the default behavior for the Java Compiler:

Example 2

To override the default behavior for the SocketFactory in an environment that does not allow resources to be located/loaded appropriately, or where the behavior needs to be forced to a specific implementation:

Reference

Component/Package Factory Interface Optional System Property Default Implementation
org.apache.axis.components.compiler CompilerFactory.getCompiler() Compiler axis.Compiler Javac
org.apache.axis.components.image ImageIOFactory.getImageIO() ImageIO axis.ImageIO MerlinIO, JimiIO, JDK13IO
org.apache.axis.components.jms JMSVendorAdapterFactory.getJMSVendorAdapter() JMSVendorAdapter JNDIVendorAdapter
org.apache.axis.components.net SocketFactoryFactory.getFactory() SocketFactory axis.socketFactory DefaultSocketFactory
org.apache.axis.components.net SocketFactoryFactory.getSecureFactory() SocketFactory axis.socketSecureFactory JSSESocketFactory
システム管理 AXISを管理するためにどのようなポイントが必要でしょうか? -->

ロギング/トレーシング

AXISのロギングとトレーシングは、Jakarta Commonsプロジェクトや、Jakarta Commons Logging (JCL) SPIのロギングコンポーネントをベースとしています。JCLは、Log4JAvalon LogKitJDK 1.4を含む、他のロギングツールにおける弱いラッパを用いたLogインタフェースを提供しています。インタフェースは、Log4JやLogKitへ厳密にマップします。

正当化/原理的説明

プラグイン可能なロギング/トレース機能により、AXISは、ホストWEBアプリケーションサーバのロギング機能へロギング/トレースメッセージを伝えることができます。設定/制御の1つのポイントを持つ中心となるロギング機能は、WEBアプリケーションサーバへ統合される多数の各ミドルウェアコンポーネントに対する異なるロギングメカニズムよりも優れています。

統合

他のロガーに統合するために最低限必要なことは、org.apache.commons.logging.Logインタフェースの実装を提供することです。さらに、org.apache.commons.logging.LogFactoryインタフェースの実装は、ロガーへの接続や統合させるための特別な要求があった場合に提供されます。

メカニズム

ロガーの設定

設定

既存の設定システムへAXISをどのように適合させるか?

ハンドラ

システムインテグレータは、どのような新しいハンドラを実装したいのか?

国際化

国際化のプラグポイントは、フレームワークではないが、AXISでは単に文字列のプロパティファイルが使用されています。
 

パフォーマンス監視

どのようにすればAXISのパフォーマンスを監視できるでしょうか?

エンコーディング

どのようにすれば、システムインテグレータは、SOAP 1.2や最適化されたXMLベースのエンコーディングなど、その他のエンコーディングメカニズムにプラグインできるでしょうか?

本ドキュメントは、日本Apache XMLプロジェクト(石神覚司)により翻訳されました。
翻訳に対するコメントは、jaxmldev@xml.gr.jpに送って下さい。